ご先祖様の供養の大切さ【後半】
毎日「ご先祖様ありがとうございます。」と心の中で唱えてください。と昨日の記事で書きましたが、この感謝の気持ちが素晴らしいのは、ご先祖様のためだけになるのではなく、自分の徳を積む作業にもなるのです。
無垢な見返りを求めない愛を送るというのはそれだけ素晴らしい行為なのです。
その感謝の想いを送る場所はお墓やお仏壇の前でなくても大丈夫です。
そういうものがある方が忘れないためにはいいのですが、本来想いというのは、いつでもどこでも繋がりますから、思い立ったときにいつでもどこでも構いませんのでご先祖様へ感謝をしてください。
それから、写経をして「先祖供養」として奉納されるのも良いです。
仏様がそちらの世界へ働きかけてくださいます。
一つだけ気をつけたいことがあって、それは、ご先祖様にはお願いごとはしないようにしましょう。
感謝と違い、お願いには「こちらに何かください。」という感情が入っています。
叶えてあげられるご先祖様ばかりだったらいいのですが、ご自分の霊性の向上のために必死にがんばっている方にもそれが届いてしまうと「わしそれどころじゃないねんけど…」と足を引っ張るようなことにもなりかねません。
それに、相当に霊格の高い方でないと、お願いを叶えられるほどの力までは持っていらっしゃいませんので、「お願いされても叶えられへんわ～すまんなぁ～」となります。
お願い事は神仏に頼むことにして、ご先祖様には感謝の想いをただひたすらに送ってくださいね。
それだけで、ご自身の霊性の向上にも、運気の向上にもダイレクトに作用するのです。
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